20代で読みたい「30代を無駄に生きるな」から得た見逃せないメッセージ後編

30代スーツの男性 らいふ
30代男性
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稼げるようになるにはどうしたら・・・

そんなふうにお考えですか。

すごくわかります。

僕自身も30代になり、より一層強く考え続けて、もがいています。

今回は「永松茂久さんが書かれた30代を無駄に生きるな」をもとに、稼げる自分になる道しるべとして紹介します。

前編もよければご覧ください。

では、最後までお付き合いいただければ幸いです。

30代で身に着けたい稼ぐ力

副業・起業

副業・起業に適している時期は30代がベストです。

30代はまだフットワークが軽く、時間的経済的にも多少余裕が出ます。

20代より社会経験があり、周囲の信頼や繋がりもあるため、すこし無理をしてでも30代で「自分で稼ぐ」土台を作りたい。

そのために“チャレンジ”はやっぱり大切です。

おおかた決まった生活パターンを崩して、何かに挑戦してみましょう。

僕も新しく投資やブログをすることで、多くの学びがありました。

自分で稼ぐためには、マーケティングやマネタイズなど戦略を立てなければなりません。

普段の仕事では、そこまで考えなくても目の前の仕事をやっておけば給料がもらえます。

しかし、それでは副業や起業で稼ぐことはできません。

一皮むけるためにも、今すぐ検索して、稼ぐ手段を調べてください!

アウトプット

稼いでいる人はすべからく発信力があります。

この発信力、アウトプットに関して、一番驚いた出来事があります。

それが私事になりますが結婚式の父のスピーチでした。

父はどちらかというと厳しい人で、落ち着いた人です。

そんな父が結婚式の最後のスピーチで、堂々と話していることに、僕の知らない父の姿を見ました。

父は2部上場企業の管理職をしています。

そのため、いろんな場面でプレゼン、営業など多くの機会があったと想像できたため、その堂々とした姿に「すごいな」と思いました。

家ではまったく仕事の話をしませんが、仕事で成果を出し、出世してきたということを感じたのです。

この著者も以下のように記述しています。

アウトプット力を磨くためには、行動と実践。つまり場数と経験を積むしかない。

永松茂久「30代を無駄に生きるな」より

とにかく、身近なコミュニティで良いので、人前で話す機会を持つように意識することが重要です。

その機会を活かして、内容を磨いたり、声のトーンや聴衆を惹きつける工夫をしたり、多くを学びましょう。

行動し、自らが登壇者、発信者となるシーンを増やすのです。

想定力と共感力

想定力

スーツの男性
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「何か質問はありますか?」

この問いに、僕はいつも無言で答えてしまいます。

もしかしたら、あなたも思い当たる節があるのではないでしょうか。

この場面で大切なことが、「想定力」です。

この話が終わった後に、質問をされるかもしれないと想定しておけば、自分なりに深く知りたいポイントを注意深く聞けることになります。

このことを知って、僕の仕事ができる先輩も多くの場面で話し手に質問をしていることを思い出しました。

やはり客観的に見て、熱心で集中力を感じるため、ぜひ真似したい心掛けだと気づきました。

共感力

永松さんはこの章の最初に”人はとにかく共感してほしい生き物だ”と述べています。

まさにSNSの「いいね」はその欲求をみたす機能ですよね。

共感を多くもらえれば、自己肯定感が上がります。

コミュニケーション能力に長けている人は、この相手の自己肯定感を満たすことが上手な人です。

30代までに相手が求めていることを提供できる術を身に付ける必要があります。

30代が自分を変えやすいデッドラインです。

年齢が重ねれば重ねるほど、固定観念にとらわれ、自分を変えることが難しくなってきます。

その意識改革の一歩として、相手にいい印象与える有名なメラビアンの法則を理解しておきましょう。

メラビアンの法則

コミュニケーションを図る際に影響を与えている情報には以下の順である。

  • 視覚情報 55%
  • 聴覚情報 38%
  • 言語情報 7%

話す内容ももちろん大切です。

しかし、視覚情報である表情やジェスチャー非常に重要だということです。

どれだけ相手を褒めていても、表情が朗らかでなければ、その真意が読み取れません。

いいねを押すように、共感すれば、相手の自己肯定感が上がり、その人と良い関係性を築くことができます。

稼ぐ人は、総じて人との関係性が良好です。

コミュニケーションを制するものは、30代を制すると言っても過言ではない

30代の心掛けたい習慣

言葉遣い 

大人になって「言葉遣い」を意識する人がどれだけいるでしょうか。

僕はこの本を読んで、ドキッとしました。

なぜなら、最近たしかに言葉遣いが崩れるときがあるからです。

どんな時かというと、人にアドバイスをしているときや何かを教えているときです。

気持ちが大きくなるのでしょう。

永松さんも「30代になり、それなりに結果を出すと、心の中でどこか風を切って歩きたい気分になる。」と指摘します。

その余裕が悪い方に表れます。

僕はそこまで親しくない人に、会話の途中で「そうそう」と言ってしまっていました。

たまにそういう人がいて、客観的に見て、良く思わないにも関わらず、僕自身がしてしまっていることに気付きました。

友達言葉を混ぜる人を信用できない、本当に気を付けたい内容です。

最強の読書

読書について、永松さんは以下のように明言しています。

「30代を豊かなものにするひとつの大きな鍵は、本だ」

僕は必ず週に1冊は読みます。

社会人で読書や自発的に勉強する時間はひとり1日6分らしいです。

読書習慣がない人が、こぞってする口癖が「時間がない」です。

しかし、これは単に優先順位が低いだけで、優先度を上げれば絶対に本は読めます。

つまり、(本を読む)時間が無いから読書しないのではなく、読書しないから(本を読む)時間が無いのです。

5分、10分の待ち時間やスキマ時間で2、3ページは読めますよね。

そのちょっとした時間、スマホでSNSやニュースサイトを読むのに使っていませんか。

まずは、そこから変えていきましょう。

図書館で本を借りれば無料です。

メルカリなど使えば、新刊より安く本を手に入れることができ、手元に置いておく必要がないと判断すれば、また売ればいい。

そうやって、知識や教養を蓄積する習慣を30代でぜひ身に付けてください。

考えること、思いつくこと、語彙や言葉が絶対に増えます。

稼いでいる人は、みんな本を読んでいるのです

喜ばれる人になって、徳を積む 

著者である永松茂久さんが、幼少期からお母さんに言われていた言葉。

「喜ばれる人になりなさい」

よく子育てシーンで「人に迷惑をかけるのはいけない」と言われます。

僕はこの言葉が嫌いです。

子どもは迷惑をかけるものだし、大人だって迷惑かけて、かけられて生きています。

そこで、この「喜ばれる人になりなさい」はとても前向きな言葉で素敵だなと感じました。

人を喜ばせる人間は絶対に幸せになれますよね。豊かになれますよね。

加えて、著書に出てくるお話しで、お坊さんのお話しがあり、その中でとても心に残った言葉がありました。

「徳を積む」

人は誰かに喜んでもらえることをすれば、徳々銀行に記帳されるそうです。

そうして「貸し徳」を積み上げれば、その銀行に預金額が増えていき、口座名義人のあなたは豊かになるとうお話しです。

スピリチュアルなお話しですが、人間の本質だなあと感慨深い気持ちになりました。

誰か人に対してだけでなく、落ちているゴミを拾ったり、靴をそろえたりすることでも徳の預金が増えます。

その思考を持っているのと持っていないのとで、40代になったときに大きな差が生まれています。

それを人は器と呼んだり、人間力と呼んだりするのでしょうか。

まとめ

今回は稼ぐことに重きを置いた内容でした。

僕はお金を稼ぐことは、悪いことだと思いません。

これはお金の勉強を始めてから学んだ新しい気づきでした。

それまでは投資は怪しいと思い、自分は絶対に株なんかしないと思っていました。

お金をたくさん稼いでいる人には、業界や能力もあるかと思いますが、共通点があります。

感謝されている量が多い

どんな人が感謝されているかというと、今回述べたように自分を磨き、相手に喜ばれる人です。

丁寧な言葉遣いで、読書をして教養を蓄積し、人のために働くことができる人です。

そんな人に自分もなろうと、戒めを込めて30代節目のタイミングで記事としました。

何かヒントになる学びがあれば、書き手として最高の喜びです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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