今回ご縁があったということは以下のようなお悩みがあるのではないでしょうか。
- 刺激のある民間か安定の公務員で悩んでいる
- 内定をいくつかもらったけど、どこにしよう
- 就職先を選択するときに考えることは?
就職支援サイトなどのネット上では情報にあふれています。
- 自分に合った企業は自己分析で判断する
- 心理テストを利用した就職先の提案
- 関連本を読み、適職を選ぼう
たくさん進路選択時のHow to が拾えますよね。
あなたも自己分析はある程度深めていて職サイトや関連本は熟読したのではないでしょうか。
それでも、決めきれないですよね
社会のはじめの一歩となる重要な選択です。
慎重になる気持ちが痛いほど理解できます。
- 大手企業と公務員の内定をもらった僕の実体験を踏まえた解決方法
- 学生時代からこれまで100冊以上書籍を読んだ知識(自己啓発や思考法などの書籍、進路選択に関する本等)
- 超大手企業や公務員に就職した先輩、友人の考え方
では、張り切ってどうぞ!
実際に働いてみる
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最もオススメするのがありきたりですが「実際に働いてみる」です。
具体的には、インターンや職場体験、アルバイト。
もしこの会社に就職すれば、実際にこんな日々を送ることになる。
こんな労働環境で、こんな仕事をして、どういう生活になるかを具体的にイメージできます。
これらの情報は大学の就職支援センターなどに相談に行けば、容易に得られます。
実際に体験することで、これまでの判断基準になかった気づきや考えに触れることが出来るでしょう。
![えんふぁみ](https://enafamblog.com/wp-content/uploads/2021/04/1618255467231.jpg)
働くであろう職場でアルバイトをして自分が働いている姿を想像しました。
そこで働いている人にも話を聞くことができたのも、大きなメリットだと思います。
いざ就職してみて想像と大いに違っていたなんてことも多々あると先輩から聞きます。
実際に体験すれば、自分に適性があるかわかるので、進路に悩んだときの判断材料のひとつにできます。
社会を先に経験しているひとに考えを聞く
![](https://enafamblog.com/wp-content/uploads/2021/06/linkedin-sales-solutions-W3Jl3jREpDY-unsplash-800x533.jpg)
就職先を多くの観点から見ることは、非常に重要です。
- 給料
- 福利厚生
- 将来性
- 労働環境
- 仕事内容
- 社風 など
一般的な指標のメリットデメリットを比較することで自分の考えに合致しているかどうかわかります。
第3者、例えば親や友人、親戚、兄弟など聞けるひとには意見を聞くことをおすすめします。
大切なのはこれらの意見を俯瞰してとらえ、こういった考え方もあるんだなというぐらいに留めます。
また、どういった考えで自らの仕事を選んだのかを具体的に聞いてみるのも良いです。
気づけなかったそれぞれの選択の考慮すべき点に気が付けます。
僕は、親はもちろん自分よりも早くに社会に出て、多くの経験をしている方を中心に相談にいきました。
- 大学の教授、教員、先輩、OBOG
- 小中学校でお世話になった塾の先生
- 仲の良かった高校の予備校講師
これまでの人間関係をフルに活用して、最適だと思える決断の判断材料にします。
周囲に相談し、相性を聞いてみる
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周囲の人に聞くことはあなたが思っているよりも重要です。
自己分析で自分のことは理解していると考えがちです。
しかし、心理学の世界では自分のことは自分が一番わからないとする見方は有名です。
自分のこれまでを知る人物であれば、あなたの人となりをおおまかに認識しているので、ぜひアドバイスを求めてください。
- なんとなく合うと思うよ
- その職種とは相性がいいと思えない
- 〇〇くんにはこういう系の仕事が良さそうだよ
同時に理由を聞いてみると、意外と自分が納得するものだったりするので驚きます。
僕も自分では活動的で楽観的な性格だと考えていました。
しかし、活動的な面はあるけど慎重な姿勢もあって現実主義だよねと言われました。
まだ周囲の人に真剣にアドバイスや意見を求めていない人は、これまでの人脈をフルに使ってください。
![もぐら先生](https://enafamblog.com/wp-content/uploads/2021/04/モグラ.png)
このような目に見えない人との繋がりなどを無形資産といって
生きていくために非常に貴重な資産なので大切にしたいね!
家族の状況を考える
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決断の判断基準になるのは、給与や福利厚生などの客観的な事実だけではありません。
自分の価値観に基づく優先事項も大きな要素です。
これまで、多くの自己啓発本や就職関連、思考法などの書籍を読みました。
それらに共通している部分としては、自分の価値観をどこに置いているのかという点です。
自分の価値観に従って、物事の優先事項を決めるとほとんどの悩みが解消します。
2つの例を紹介します。
たとえば、職場の上司から土日の出勤をお願いされ、
その日は息子と出かける約束をしていたとしましょう
もし優先事項を意識したことがなかった場合
仕事中に息子の事を考えたりで、うまくいかないどころか
子どもを裏切ったことによる罪悪感に悩んだり
子どもとの信頼関係にヒビが入ります
優先事項が、家族との時間であれば
その日は先約がありますと言って、迷わず断れます
断ったことで、不利益を被るのであれば、それまでの職場です
早くに見切りをつけて、今後を考えた方が良いです
また、
親が体を悪くしていて、兄弟もいないのであれば
何かあったときにすぐに駆け付ける距離で働きたいと思うのも自然でしょう
ケアセンターなどに頼めばいいのではと思うかもしれませんが、
親の緊急事態にそばに居たいと思うのは、人の子として当然です
そのとき、家族よりも仕事が優先という価値観であれば構いませんが
たいていの人はそうでないはずです
僕も進路選択のときに、親に手術の話がありました。
この考え方に従って、地元に帰り公務員として働く決断をしましたが今でも後悔はありません。
自分の価値観に従って、優先したい事項をきめてください。
具体的に想像すればするほど、判断基準が明確になります。
就職した先の生活を思い描く
![](https://enafamblog.com/wp-content/uploads/2021/06/vidar-nordli-mathisen-s-vhziQHngM-unsplash-800x511.jpg)
4の価値観に基づく優先事項の話にもつながりますが、僕は自分がどんな生活をしたいかをイメージして就職先を選びました。
それは具体的にこんな仕事がしたいというのがなかったからかもしれません。
それが明確に決まっている人は、その軸で就活をすればいいでしょう。
- 世界を股にかけた大きな仕事がしたい
- 英語を使ってクリエイティブに働きたい
- ITベンチャーで世の中を変えたい
ひとそれぞれ判断軸が違いますので、結果は違います。
僕は仕事よりも家族との時間を優先したいという判断軸です。
休日に仕事をすることはないし、子どもが体調不良などで精神的、体力的にしんどい時はそばに居てあげたいと考えます。
親との時間も、あと数えるぐらいしかありません。
ただでさえコロナ禍で会いたい人になかなか会えない状況です。
会える時に会っておかないと後悔しますからね。
僕の民間企業で働く一日のイメージはこんな感じでした。
- 満員電車に乗って出勤、全国転勤もある
- 残業があり、土日も出勤する日がある
- 営業であれば、接待をする必要があり高ストレス
- たまに嫌な上司と付き合いで飲みに行く
- 営利団体なので、ノルマがあり数字に追われる
そんな消耗するだけの毎日は絶対に嫌でした。
僕は当時テレビ局に内定をもらっていました。
テレビ局というと、昼夜問わず仕事の電話が鳴り、どんな状況であろうが取材に行き、まとめてVTRを作る。
ナレーションやシナリオもこなすという超ハードスケジュールで仕事をしなければなりません。
僕の友人がテレビ局で働いていますが、もともとそういうハードな仕事は慣れていて
あまり苦にならず、それよりも高給でかつ自由が利くから自分に合っていると言っていました。
しかし、生活リズムは乱れ、連日の付き合いでビール腹になり、ストレスも高い様子です。
僕にはできません。
ひとには合う合わないがあるのです。
対象に公務員の一日は、職場は転勤もなく、毎日定時出勤、定時退勤
残業はほとんどなく、給与はそこそこあって、休みも取りやすい
人間関係はどうなるか分かりませんが、今のところ、ストレスなく働けています。
学生の頃、職場体験をして、想像した通りの日々を過ごせています。
少し先の未来に考えを及ぼして、どんな生活をしたいかで仕事を決めることは、納得する選択になり得ます。
人の価値観や根底にある考えは大きくは変わりません。
それは、これまでの生活環境や周囲の人の影響を受けて積み上げられたものだからです。
なので、しっかり休みがあって、福利厚生が手厚く働きたいと考える人が、一転して、高収入高ストレスの場所で働きたいとは思わないでしょう。
自己分析して、自分の価値観をしっかり固めればその後の生活やキャリアに一貫性が生まれるので満足度の高い暮らしができます。
まとめ
以上が、僕が進路選択のときに判断基準にした考え方でした。
何か一つでも参考になるものがあればいいなと思います。
- インターンや職場体験を利用して、実際に体験してみる
- 社会を先に経験している人に、どんな考えで仕事を選んだのかを聞く
- 周囲に相談し、自分との相性を聞いてみる
- 自分の価値観を大切にし、家族の状況も含めて考える
- 実際に就職したとして、その先の生活を思い描く
以下のような意見も聞きます。
- いつでも転職できるから、合わないと思えば再チャレンジすればいいよ
- これからの時代、転職は当たり前
- とりあえずフィーリングの合うものに飛び込んでみれば?
たしかに、そのような思い切った判断が必要な時もあるでしょう。
しかし、熟考できる時間があるのであれば、時間をかけて自分に向き合ってください。
じぶんの価値観に気づき、納得のいく決断をしてほしいと思います。
“生殺与奪の権を他人に握らせるな”です。
あなたの社会人としての一歩が迷いのないものにと願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
よろしければnoteで詳しく発信していますのでご覧いただけたら幸いです。
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