だれからも愛される子には愛される理由があります。
そんな可愛がられる愛嬌の力は、最強です。
困ったときに手を差し伸べられ、いろんな好機に恵まれます。
愛嬌がある子とない子では、絶対に愛嬌がある方を応援してあげたいですよね。
そんな力をわが子に持ってもらうためにはどうすればよいのか。
- 現役4歳の親で、教育学専攻
- 教育現場で勤務
- 子育て本50冊は読破
- 親は元保育士で教育者
以上の経歴からみなさんにお伝えできることがあります。
結論から言うと次のもくじのとおりです。
ポジティブな声掛け
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みなさんは子どもが言ううことを聞かないときどうしていますか?
子どもが怖がるものを引き合いにしていないでしょうか。
たとえば、こんなこと。
- 「鬼が来るよー」「おばけがでるよー」
- 「○○しないとパパとママいなくなるよ」
- 「片付けしないと、ぜんぶ捨てるよ」
断言します。今日からこの伝え方はやめてください。
子どもからすると「脅し」になるのです。
そんなつもりはないかもしれません。
でも、大人だって「この仕事をしないと給料あげない」と言われたらどうですか。
この「○○しないと、○○しない」というのは、非常にネガティブで自分本位です。
これからはポジティブに言い換えましょう。
- 「歯みがきすれば、お口のバイキンがいなくなって気持ちいいよ」
- 「早く帰って、おやつにしよう!おやつ何がいい?」
- 「保育園まで、パパと一緒にお歌を歌おう」
一時は「脅し」で子どもをコントロールできても、長くは続きません。
それどころか悪影響で自主性、主体性を奪いかねません。
よく聞くフレーズなので、ふつうに使っているひとも多いです。
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パパ友ママ友でも使っているひとがいて、良くないのになあと思っています。
効果てきめんなので、親も言いたくなる気持ちはわかります。
親がポジティブな言葉を多用していれば、子どもの思考もポジティブになると思いませんか。
そしてポジティブな言葉を発する人間は「愛される」と思いませんか。
だから僕は意識してポジティブな言葉をかけるようにしています。
ひとりの人として接する
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その子にはその子のペースがあります。
大人だって見ているテレビを消されたら怒るし、無理やり強要されたら反発したくなりますよね。
今おもちゃで遊んでいるなら、その遊びが終わったら、歯磨きしようと約束する。
帰る時間になっても帰ろうとしなければ、〇時になったら帰ろうねと合意を得る。
- 約束する
- 合意を得る
- 自分で選択させる
子どもだってひとりの人間です。
この約束や合意を得ることは、相手をひとりの人として尊重した接し方になります。
意見を無視して、ぞんざいな扱いをすれば、子どもはそれをよしとします。
友達に対してもそんな態度になれば、だれにも愛されなくなってしまいますよね。
理不尽を押し付けないように、しっかり向き合いたいです。
共感する
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もしあなたが痛いと言っているのに、痛くない大丈夫と言われたらどう思いますか。
「もっと寄り添ってよ」と思いますよね。
一方、「痛いですよね、分かります」と言われたらどうですか。
嬉しいですよね。
病院で看護師さんに優しく、「痛いかったですよね」と言われるのと同じです。
ひとは共感された方が優しい気持ちになるのです。
相手が3歳で言葉がおぼろげでも、僕はその都度、共感します。
共感する方法は言葉だけではありません。
- ハグ
- 目を見る
- あいづちする
これらも共感することになります。
軽くスキンシップを図るだけでも、子どもの心は落ち着きます。
親が子どもの気持ちを理解しようとすれば、子どもも必ず、他人の気持ちを考えるようになります。
子どもの優しい心を育むには根気が必要です。
忍耐強くがんばりましょう!
好奇心を大切にする
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毎日広がっていく子どもの世界。
「なぜ」がどんどん増えていきます。
一般的に、「なぜなぜ期」と呼ばれますが、6歳ごろまで続くようです。
そんなとき僕は、子どものなぜに寄り添うことにしています。
親の責任感から答えを探しがちですが、大人もわからないことも多いです。
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以前、「なんで太陽はまぶしいの?」と聞かれました笑
そんなときはあいまいに答えるのではなく「なんでだと思う?一緒に考えようか」と答えます。
疑問に感じたことを一緒に考えることで、子どもの好奇心が育ち、思考力も育まれます。
好奇心ってとても重要な感性だと思うのです。
好奇心があるから、勉強するし、行動する。
内発的な原動力ほど強いものはありません。
活動的にいろんなことを考え行動する人は誰からも応援されると思いませんか。
ぜひ好奇心が豊かになるよう意識して接してあげてください。
挨拶をする
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挨拶ってめちゃくちゃ基本的なことですが、徹底することはとても難しいです。
それを子どもに教えられた出来事がありました。
保育園の送迎時、交通整理してくださっているおじいさんに
僕はあいさつをしたりしなかったりだったようです。
自分でも気づいていませんでした。
あるとき、子どもに「今日はおはようございます言わないの?」と言われ、はっとしました。
素朴で純粋な疑問だったのでしょう。
それからは、子どもと「一緒におはようございます言いにいこっか」と毎日挨拶をしています。
子どもがつたない言葉遣いで挨拶をするとおじいさんも喜んでくれて、挨拶のもつ力を再確認しました。
挨拶をする子としない子であれば、やはり挨拶する子を応援してあげたくなりますよね。
社会に出ても、挨拶はコミュニケーションの基本として、どの場面においても重要視されます。
幼い時から、当たり前にできるように、親もしっかり意識していきたいポイントです。
まとめ
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当たり前だと思うことも多かったと思いますが、一度自分の生活を振り返ってみてください。
意外とできていないことも多いと思うのです。
人はひとりでは生きて行けず、周囲の人に支えられて生活しています。
周りの人に、愛されないよりも愛された方が圧倒的に生きやすくなります。
愛想を振りまけという意味ではありません。
わが子に豊かな人間関係を築いてほしいと願うなら、愛される子育てした方が絶対に良いと思います。
そのために主に意識している5つのポイントを挙げました。
- ポジティブな声掛け
- ひとりの人として接する
- 共感する
- 好奇心を大切にする
- 挨拶をする
「子育て」=「親育ち」
僕も子育てしながら、親の方が学んでばかりの日々です。
ともにがんばっていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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