「経済的な余裕」を持つにはどうすればよいか。
闇金ウシジマくんという漫画の名言でこのように言っています。
「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」
今よりもうすこし経済的な余裕があれば、家族でいろいろなことができます。
パートナーに対しても、子どもに対してもおおらかになれますよね。
今回は夫婦で取りくむ資産形成のコツ5選と題して紹介します。
もしかしたら新しい気づきがあるかもしれません。
では、はりきってどうぞ!
パートナーは共同経営者
大きな資産を形成したければ、パートナーとの協力は必要不可欠です。
大切な考え方に家族をひとつの会社としてとらえます。
この考えでいくと、あなたとパートナーは共同経営者。
お互いに働いて収入を得て、家計にお金を入れています。
豊かな生活のための消費
家族の未来のための投資
人生を楽しむための浪費
この営みをくりかえします。
- 「妻が働いてくれないから、うちは家計が苦しい」
- 「夫が家事をしないから、私の負担が大きい」
お互いに非を責め合っても意味がありません。
収入の多い方がえらいみたいな空気はないでしょうか。
その稼ぎは一人で得たのではなく、パートナーと協力して得た部分もあるはずです。
家族という会社を発展させるために、それぞれが精一杯できることをする。
そのなかで、特に一大事業なのが子育てです。
2人の協力がなければ、必ずうまくいきません。
はじめての子育てをふたりで悩んで、一緒に乗り越えていきましょう!
経営的な視点をもてば、多くの問題をクリアにできます。
少なくともわが家は、そのマインドを心掛けています。
- 新しい収入の柱を育てたい
- 子どもの教育をどうしよう
- 家や車を買う家族会議を開く
ひとつひとつが事業の方針をきめる大切な内容です。
家族のあり方について、こんな考えはなかったという人は今日から意識してみてください。
昨日と見える景色が違っているかもしれませんよ。
小さな節約は大きな不満を生む
節約という言葉を使うとすこし窮屈かもしれません。
しかし、節約は家族を会社として考えるということにもつながります。
ムダなお金つまり経費ばかりの会社が適正でないのは火を見るよりも明らかです。
では、家庭はどうでしょうか。
同じですよね。
経費ばかりの家庭は健全ではありません。
ただ節約節約ばかりだと不満が生まれます。
そのため、メリハリのあるお金の使い方をする必要があります。
使う価値のあるところには惜しみなく使い、そうでないところには1円でも安く。
日頃の買い物はある程度のゆとりを持たせて予算を決める。
削減できる部分、生命保険料や通信料などの固定費などは厳しく。
通信速度はキャリアと大手でそれほど変わりません。
電力会社も一本電話するだけで、安い電力会社に切り替えることができます。
そういった、少しの努力で大きく削減できるところに注目して、経費を下げましょう。
できるだけ満足度を下げずに、お得に暮らす。
大きな不満を生まないことが、家庭円満の秘訣です。
住居の購入は不動産投資
家を買うことは、すべて不動産投資です。
住まいは賃貸も含めて、新築戸建や中古マンションなど多くの選択肢があります。
ぼくは不動産にかかわる仕事をしているわけではありません。
しかし、不動産に詳しくなることは家を買う人にとって、必須の知識だと思います。
買う人だけの問題ではないぞ!
家を借りる人も含めれば、すべての人に関わってきます。
- 買おうとしている不動産の本来の価値はいくらなのか
- 土地だけで客観的にどれほどの価値があるのか
- 仲介手数料などの経費の明細について搾取されていないか
- 賃貸であれば、退去に不要な費用をとられていないか
何も知らなければ、ただのカモです。
自分の住もうとしている家の断熱や気密はUA値0.5、C値0.6あるから快適!
外壁と屋根の耐久年数を同じにして数十年先のコストまで考えたから大丈夫!
現在マンションに住んでいますが、購入したときはそんなこと一切考えていませんでした。
すこし不動産について勉強した気になっていただけ。
業者からしたら、毛の生えたカモぐらいだったでしょう。
周囲の知人も盲目的に新築一戸建てをもりもりのオプションを付けて購入しています。
驚いたのはオプションの一つの太陽光発電に関してまったく知識がないのです。
発電量、寿命、保険、売電額、変換効率、費用対効果、コスト、改修工事の撤去費用など検討事項は多々あります。
収益を生まないものを買うために5000万以上の借金を抱えて怖いとは思わないのか。
冷静に考えると不思議に思いませんか。
これを読まれた方が、すこし不動産を勉強してみようというきっかけになれば幸いです。
投資は継続力がすべて
ぼくが投資をはじめたのは2017年頃ですので、2022年現在で投資経験は5年ほどです。
最初は投資をすることが怖かったので、本当に小さくはじめました。
ネット証券会社に入金することでさえ緊張しました。
振り返れば、あのとき一歩踏み出して本当によかったです。
振り返ると、人生において一歩踏み出して後悔することはないのだなと思います。
今ではコツコツ投資をしてきた資産も大きく成長しています。
主な投資先としては以下のとおり。
- 投資信託(世界株、米国株、新興国株など)
- ETF(、国債、金やREITなど)
- 米国株(アマゾン、マクドナルドなど)
- 日本株(オリックス、三菱UFJなど)
- コモディティ(原油など)
- 暗号資産(BTC,ETHなど)
2022年1月現在、アメリカの利上げが本格実施されているため、株式市場は下落傾向です。
デジタルゴールドと言われているビットコインも下落しています。
リセッション(景気後退)局面では、含み益が消えていく喪失感、含み損が増えていく不安感が生まれます。
利益があるうちに、または損が小さいうちに手放したくなりますがインデックス(指数連動)投資において、それはご法度です。
利益・損失確定は短期でポジションをもっているものに限ります。
長期投資では下がっても買い、上がっても買い、ポジションを保有し増やし続けることが重要です。
長期的には世界経済は成長し続けるので、その波に乗り続けましょう。
家族の資産形成のためには、短期トレードは主な投資手法ではありません。
長期投資をコアとし、優良な投資先を買ってしまえば、あとは家族のために時間を使ってください。
教育費は青天井ではない
最後に、教育費について触れます。
すでに潤沢な資産があって、いくらでも教育費にお金をかけることができれば、ぜひそうしてください。
残念ながら、学力と家庭の裕福さには相関関係があるようです。
しかし、多くの家庭では予算に限りがあり、世帯年収の中央値は437万円です。(厚生労働省の2019年「国民生活基礎調査の概況」)
中央値とはデータを順番にならべて真ん中にくる値のことで、一番実態に近いといわれています。
世帯年収437万で教育費に150万もかけていたら、生活するのがギリギリになります。
そのため、毎月いくらまで子どもにお金をかけるのかと最初から予算取りしておきたいですね。
それらを実行するためにも、やはり家計簿は必須なのです。
今ではマネーツリーやマネーフォワードなど、便利なアプリもたくさんあります。
自分に合った使いやすいものでかまいません。
できるだけ使途不明金がないようにしましょう。
ちなみにわが家は3歳の子どもの教育費は毎月1万円です。
毎月のチャレンジ代、習い事代、知育系のおもちゃ代としています。
ちなみのちなみに、米国高配当株ETFをジュニアNISAで毎月購入しています。
その配当を近い将来の教育費にあてる算段です。
約1年間運用しましたが、36万→44万に成長し、約8万円の含み益です。
(残りのジュニアNISA枠は投資信託です。)
そこから得られる配当も合計1万円近くになりました。
今後習い事や教育費にお金がかかるので、このマネーマシンは非常に助かります。
まとめ
今回述べたものはわが家の価値観です。
約5年の投資経験があり、お金について勉強しない日はありません。
読んだ金融本は100冊近く、毎日の金融、経済に関する情報収集は習慣となりました。
資産形成において、一定の最適解は理解しているつもりで的外れな内容でもないと自負しています。
- パートナーは共同経営者
- 小さな節約は大きな不満を生む
- 住居の購入は不動産投資
- 投資は継続力がすべて
- 教育費は青天井ではない
すこし漠然とした内容ですが、具体的な内容を今後も発信していきます。
内容が気に入りましたら、大切なひとにシェアしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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