【住まい選択の参考に】家づくりをして至った結論(参考Youtubeまとめ付)

おかね

住まい問題、非常に頭が痛いですよね。

今後の資産形成においても非常に重要な判断になってきます。

パパ
パパ

戸建てには住みたいけど、マンションの方が便利だし、手間がかからないしなあ。

ママ
ママ

子どもの住環境を考えたらやっぱり戸建てが良いかなあ?

分譲?賃貸?などを含む住まいの悩みって永遠のテーマですよね。

そこで今回はわが家が実際に家づくりをはじめようとして頓挫した話をしたいと思います。

資料請求、展示場へ足をはこび、いろんなハウスメーカーや営業の方と話しました。

結果、家づくりについて非常に勉強になったのでシェアします。

結論および内容としては目次のとおりです。

この記事を読むメリット
  • 他の家族の住まいに関する考え方が得られる
  • 今後の住まいの選択肢を増やせる
  • 家づくりのためのおすすめYoutubeチャンネルが知れる

背景と現状

まずは背景からお話しします。

家族構成
  • 30代共働き夫婦
  • 3歳子ども
  • 子どももう一人希望

妻はパートで世帯年収は670万ほど。

現在は新築分譲2LDK65㎡マンションを購入して4年ほどが経ちました。

分譲マンションに関する記事はこちら

住んでいるエリアの参考価格は新築戸建ての相場は4500万ぐらい。

人気の地域だと6000万ぐらいの場所になります。

いや、鬼高いですよね。

わが家のような一般サラリーマンはたとえ共働きでも5000万、6000万の戸建てなんて買っちゃだめです。

借りられる額と返せる額は違います。

例えば、年収450万の人が4500万借りられますよと言われたとします。

月10万ぐらいの返済になればいいかなあと考えて、返済シミュレーションの提案がありました。

4500万を金利1%で借りると総返済額は5300万を超えます。

毎月10万円、ボーナス払い15万円を35年間です。

くわえて固定資産税や修繕費積立、家具家電の買い替えなどが住宅関連の支出があります。

他にも子どもの教育費や生命保険料、旅行費に突発的な支出などもかかります。

人生で楽しむための時間とお金を家のローン支払いを優先するような借り方はいけません。

健全な家計における住居費割合の目安としては手取り額の30%以内です。

年収450万円の人の手取り額はざっくり360万円で、その30%は108万円です。

108万円÷12か月=9万円

毎月の住居費は9万円が適正です。(ボーナス支払いなし)

わが家の場合、4年前に住宅ローンを組んだのですが、夫婦そろって勉強不足でした。

「お前は“家を買う”ということがどういうことか何もわかっていない」

過去に戻って契約しそうになっている僕に横蹴りかましてやりたいです。

当時は10年後の価値や自分たちの生活スタイルも考えて購入したつもりでいました。

しかし、結果非常に甘い考えと憧れでマンションを購入したなと反省しています。

マイホームを買うといっても、不動産を買う以上、それは不動産投資です。

新築には業者の利益が乗り、中古なら仲介する会社への手数料も費用にいれなければなりません。

固定資産税や経費(マンションなら管理料や積立金、駐車場代など)もかかります。

20代半ばのぼくらはそんなことを一切考えず、マンションに暮らしている自分たちを妄想するのみでした。

そのため、結論としては現在住んでいるマンションは売却の方針です。

今回は次の住まいを検討していく過程で得た情報をもとに書きます。

分譲マンションを売却したあとどうするのかについて参考になればうれしいです。

賃貸→持ち家→賃貸もあり

前置きが長くなってすいません。

ただどんな家族がどんな経緯を経たかお知らせした方が具体的と思ったのです。

わが家の結論としては「一度賃貸へ仮住まいする」です。

理由を挙げると

  • 売却と購入を一度に行うのが難しい
  • 住みたい地域に住んでみてゆっくり新居をかまえる
  • すぐに子ども部屋は必要ない

分譲のマンションを購入するまでは、賃貸に住んでいました。

振り返ると賃貸も悪くなかったです。

たしかに防音や広さなどは劣りますが、税金や積立金、理事会などもなく経済的で気楽でした。

RC造のマンションに賃貸で住めばそれらの問題もありません。

周囲の同年代が家を買う同調圧力に負けてはいけません。

早くから家を買わないといけないという強迫観念にとらわれず柔軟に考えましょう。

何事もメリットとデメリットがあります。

入学前の小学校区も考えて、住む場所を決めなければなりません。

僕は仕事柄、地域の学校について詳しいのですが、やはりどの学校が落ち着いているなどの色は多少あります。

希望する学校区のエリアに賃貸で住んでみて、買い物施設までの距離や周囲の環境を見極めるのもよい手だと思います。

住んでみたら意外と車が走っていて危ないなど、盲点があるかもしれません。

やはり子育てするには戸建てがいいなと思うので、ゆくゆくは一軒家を持ちたいとは思っています。

戸建を資産性が高く、買い手がつきやすい場所に家を持つ

これが不動産を持つというリスクのヘッジになります。

家づくりは思っているより疲弊する

ここからは新居を探すうえで調査した内容をもとに書きます。

まずは予算内かつ希望のエリアで注文住宅を建てることができるのか。

検証もかねて、多くのハウスメーカーさんと会いました。

おそらく10社以上は回ったと思います。

資料を取り寄せて、住宅の性能や価格を比較しました。

住宅展示場やモデルハウスにも足を運び、いろんな担当者の方にお会いしました。

おかげで家づくりに必要な最低限の知識は身に付いたと思います。

  • 断熱材
  • 塗料の種類
  • 基礎のつくり
  • 換気のしくみ
  • 気密性
  • 耐震性

(参考にしたYoutubeチャンネル「せやま大学」を載せておきます。)

コスパよく家族が快適に暮らす家の仕様を勉強しました。

僕が参考にしたYoutubeチャンネル

やはり家づくりは決めることが多く、体力と時間を使いました。

固い意志と根気を持ち、子どもがぐずってかわいそうでも必要な打ち合わせをする。

スイッチひとつから施主が決める注文住宅は本当に骨が折れるというのが正直な感想です。

建売住宅や売建住宅の不動産会社ともアポをとり物件を見に行きました。

建売住宅:すでに建てられている一戸建てを販売するもの

売建住宅:業者が買った土地にその業者の新築戸建てを建てるもの

良い土地は業者が先に押さえてしまうので、一般人にはほとんど出回りません。

そのため注文住宅に比べると、品質は劣りますが立地条件を重視するのであれば選択肢に入ります。

また中古戸建も5、6件内覧しリフォーム会社も数社回りました。

どれほどの予算をかければ、どの規模までリフォームできるのかを学ぶ必要があったからです。

最初は中古戸建をまったく考えていなかったので、この経験は非常に勉強になりました。

(参考にしたYoutubeチャンネル「くらお中古戸建専門チャンネル」「宅建士 丹拓也」を載せておきます。)

洗面台や取り付け費用、建具改修や畳の張替えにどれほどかかるか知っていますか。

外壁塗装や屋根の修繕、耐震工事の補助金など普通に家を買っていたら絶対にわかりません

そういった意味でも、時間と労力をかけ、疲弊はしましたが必ず将来に活かすことのできる経験だったなと感じます。

家は一生に一度の買い物ではない

家は一生の買い物なので・・・と、営業の方が言います。

はたしてそうでしょうか。

  • 家族が増えて家が手狭になった。
  • 親の介護が必要になり、実家の近くに引っ越す必要がある。
  • 子どもの進学で遠方に行くため、引っ越したい。
  • 子どもが自立して、部屋が余るようになった。
  • 定年してバリアフリーのある便利な場所に移り住みたい。

転居する理由を少し考えただけでもこれらがあげられます。

だから家は売却を前提で買わなければならないのです。

ただ住み替え前提で家を買うのは仲介手数料が高額なのでおすすめしません。

3000万の不動産を購入するだけでも、物件価格の3%+6万なので100万近くの手数料です。

住み替え前提であれば、賃貸で良いのではと思います。

先ほど述べたように、わが家はあまり深く考えず、憧れもあってマンションを購入しました。

手狭になれば売ればいいか、という安易な考えもあったと思います。

仕様や特徴的な点から言って周囲のマンションと比べ差別化できているとは思います。

そのため比較的資産性は高いとは思うため、そこは当時の自分をほめたい。

しかし、不動産は買い手がなければ売れないので、それほど簡単な話ではないのです。

これを見ているみなさんには、そういった意味で後悔のないよう不動産の購入をされてください。

まとめ

わが家がここ数か月新しい住まいについて調べた内容を元に記事にしました。

結論から言うと「賃貸に引っ越す」となります。

そこに至る経緯もシェアすることで、住まい問題に悩んでいる人がここにもいるよ!

ということが伝わればと思って記事にしました。

住んでいるエリアで一戸建てを購入したいけど、高すぎて手が出ない。

でも、どうしてもあの学校区がいいというのは子育て世帯あるあるなのではないでしょうか。

それであれば、一旦希望のエリアの賃貸に住んでみて、ゆっくり新居を探しましょう。

最近では、新築を量産する方針から政府も舵を取っています。

中古リノベーションを後押しする制度や補助も多いです。

不動産は逃げませんし、それぞれの状況に合ったタイミングで出会います。

あせらずゆっくり住環境を整えていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考になったよと思っていただけましたらシェアしていただけましたら幸いです。

また次の記事でお会いしましょう。

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