子育て世帯の住まい選択|駅徒歩5分65㎡2LDKに3人暮らしの本音

おかね

こんにちは、えんふぁみです。

現在、3人家族(子ども3歳)で、地方の主要駅徒歩5分以内に新築マンションを購入し、住んでいます。

ありがたいことに関西で住みたい街トップ10には毎年ランクインしている街です。

わが家がいまの住まいを選択した理由と住んでみてわかったことをまとめました。

こんなお悩みですか

住まい選びでマンションの方針ではあるが、コンパクトな物件に実際住む人の本音を聞きたいな

賃貸と分譲、どちらも経験があるため、実際にマンションを購入してみた結果、どう感じているかお伝えします。

マンションに限らず、持ち家を購入することは、総じて不動産投資です。

不動産を購入する際は、金額が大きく、人生を左右するため、特に慎重になる必要があります。

間違っても営業マンの言いなりにローンを組んではいけません。

しっかり自分で考えて、計算できるようになるまで、購入してはいけないのです。

よって、マンションを購入する際に必ず気を付けてほしいこともお伝えします。

ぜひ、今後の住まい検討にお役立てください。

この記事からわかること
  • 2LDKマンション暮らしの良かったこと悪かったこと
  • 子育て世帯の分譲と賃貸の本音
  • (参考)わが家の今後の住まい方針を本音で
この記事を書いたえんふぁみって?
  • 関西在住30代夫婦
  • FP3級簿記3級の資格を保有
  • 投資歴2018年~
  • 運用額1000万以上
  • 毎日保育園の送迎担当
  • 特技はスポーツ全般、趣味はアウトドアと読書

詳しくはプロフィール

一般的に3人暮らしに必要な広さや間取りは?

まず、子育て世帯が暮らすのに必要な広さはどの程度なのでしょうか。

ここではイメージしやすいように未就学児1人の3人家族で設定します。

不動産投資の教科書(世帯人数別にふさわしいマンションの広さ・間取り! | 不動産購入の教科書 (grand-next.jp))を参考にします。『住生活基本計画における「居住面積水準」(国土交通省)』

3人家族都市型であれば、65㎡あれば十分な広さであるようです。

主観ですが、「マンションを買うなら60㎡にしなさい」という書籍もあるぐらいなので、60㎡前後あれば3人暮らしには十分です。

当然ですが、造りが変わっていたり、間取りが使いにくい、収納が少ないなどの固有の不便さがあれば、どれだけ広くても住みにくいです。

ただ、分譲マンションは万人に向けてデベロッパーも販売しているので、突飛な造りは少ないです。

わが家のマンションもオーソドックスな造り、高層階、ベランダが広い、内廊下設計など利点が多く、購入してとてもよかったとは思います。

次章でよかったことをまとめました。

2LDK65㎡の良かった点

賃貸1LDK→分譲2LDKに引っ越して変化したことをまとめました。

立地
  • 県庁所在地へ電車で30分、大阪まで45分のため便利
  • 主要駅2路線徒歩5分、スーパーや保育所も近くで資産価値が高い
  • 駅近のため通勤時間が短く悪天候でも気にならない
  • わが家の場合は、近くに新しい広めの公園ができ住環境が良い
仕様
  • 65㎡広めの2LDKなので余裕がある
  • ベランダが広く、幼児プール、ベランピングなどが可能
  • 内廊下設計で、外から見て誰がどの部屋か分からない
  • 内廊下のためベビーカーや三輪車を置いてもチリほこりが被らない
  • 賃貸よりも造りがしっかりしているため子どもが騒いでもそれほど気にならない
  • 賃貸は限られたスペースにできるだけ多くの居室を作るため、一部屋が狭い
  • 新築なので、やはり設備は新しく浴室乾燥や食洗器など標準装備で家事が楽
  • 10階以上を検索して購入する人も多いため、高層階の方が高く売れる
  • 子どもが同じくらいであれば、ママ友パパ友ができる
  • 無駄なウェルカムスペースや施設がないため管理費が安い

ざっと挙げてみましたが、メリットは多いと感じます。

不動産は景気にも左右されますが、立地がすべてです。

建物がどこにどの向きで建てられているかでおおよその資産価値が決まります。

現に不動産を売る際には、売り出し価格を試算してもらいますが、計算式はある程度決まっています。

方角や階数も、どの向きで何階ならば加点、減点などがされます。

そして、仕様に関して言うと、住んでいれば慣れるのであまり気にしなくていいというのが本音です。

古すぎればリフォームを見込んだ金額で値下げを要求して、通ればお買い得。

そういったことすべてを鑑みて、購入したのは新築でしたが、そこまで高くはなかったと思います。

新築は業者の利益が乗っているから割高だと言います。

しかし、わが家の物件は最低でも購入時から数%引きでは売れそうです。

「え、売るの?」そうなんです、実際売りに出しています。

その理由は

最後の章でまとめました。

2LDK65㎡の悪かった点

お住まいを選択する上で、気を付けた方がいい点も含めて挙げます。

  • 新築購入時はモデルルームがあるが、実物ではないためイメージが付きづらい
  • 2LDKは子ども2人以上になると、やはり手狭、3人はベスト
  • 駅近であれば駐車場代が高く、居住マンションに駐車空きがない場合もある
  • 理事会がわずらわしい
  • 幹線道路、線路近くでは窓を閉めれば無音だが、開ければ騒音
  • 固定資産税の出費が地味に痛い
  • メイン窓の方角は大事、東西向きは△
  • 駅から遠ければ資産価値は落ち、使用価値しか残らない
  • 資産価値が高ければローンはペイできるが、ローンを背負う心理的負担は大きい
  • 管理費は共有スペースなどが多ければ多いほど高くなるため、注意

不動産屋の常套句

「現在の家賃よりも低い価格で、ローンが組めるためお得です。ローン支払いが終われば自分のものです。」

たしかに一理はあります。

しかし、そのローン、ボーナスは計算に入っていませんか?

修繕積立費や管理費を含んで計算していますか。

その他、保険や駐車場代など掛かる経費はありませんか。

試算の借入金利は安すぎませんか。

注意するべき点はたくさんあります

そして、ローン支払い終了時、つまり35年後自分になるとしても、老朽化したマンションが自分のモノになるだけです。

そこに資産価値はあるでしょうか。

使用価値を求めて、家族の幸せな暮らしを求めて「浪費」として割り切るなら良いです。

しかし「浪費」「消費」「投資」の区別をつけないまま購入するのは危険です。

そのあたり、十分に検討を重ねて決断することをおすすめします。

実際に住んでみた分譲と賃貸の違い

実際に住んでみて感じるのは、やはり分譲は造りが頑丈で隣室の音はあまり気にならないため、快適に過ごせます。

賃貸は、オーナーは総工費を抑えたいため防音や細かな施設の配慮は後回しです。

そのため住み心地はどうしても分譲に劣ります。

しかし、支払いが家賃のみで税金など不要な点は経済的に優しく、家族の生活環境に合わせて引っ越せる点も賃貸のメリットではあります。

(オーナーの利益も含むため高家賃であることは目をつぶる必要がありますが)

隣人問題は、分譲も賃貸も変わりません。

もちろん賃貸であれば、隣人と不仲にあれば引っ越せます。

普通に生活している分には、簡単な挨拶はするものの、そこまで不仲になるほど親密になりようがないというのが感想です。

分譲の方が、住環境は快適だと言いましたが、ぶっちゃけそれほど変わりません。

戸建てならまだしも、マンションを購入するのであれば、賃貸でもよかったかなと正直思います

そして、賃貸の手軽さはやはり魅力的でした。

所有しないことは、これからのシェアリングエコノミー時代にもフィットしますし、何より付随するわずらわしさがありません。

ですので、実際に自分たちが住む用を購入するのであれば、中古一軒家も視野に入れていいと思います。

このサイズのマンションをおすすめする人は、以下のような3人家族または2人家族です。

すべて実際に同じマンションに住んでいた人たちです。

  • 子ども1人の3人家族
  • 独身で親と同居する方
  • どちらも定年を迎えた老夫婦
  • 駅前近くの便利な物件に引っ越したい方

このような方にとっては、ベストな選択だと思います。

今後の方針

今後の方針として、現在住んでいる65㎡2LDKマンションは売却します。

理由としては以下のとおりです。

  • 通園している保育園が車で15分と遠いため
  • 住居費や駐車場代など固定費支出を抑えるため
  • 子どもの2人目を考えて、手狭になる前に動きたいため
  • 一般的に築5年を過ぎるとマンションの価格は下落し始めるため

そして、保育園まで数分圏内のアパートかマンションの賃貸へ引っ越そうと考えています。

今までの住宅ローン毎月支払額以下の家賃で物件を探します。

広さは2LDK以上。

子どもが私立へ通いたいというかもしれません。

もし、その学校が遠かったら?

そんなときに家族も引っ越すことができれば、子どもの将来も広がります。

そういう柔軟な対応が賃貸であればできますよね。

子どもが高校生以上になって独り立ちが近くなれば、夫婦の都合のよい場所に平屋かマンションを購入して、老後をそこで過ごそうと考えます。

自分の場合もそうですが、親が居るところが実家です。

自分の生まれ育った家に親しみがないわけではないですが、親が幸せに暮らしていればどこでもいいのです。

以上、わが家の現在の方針でした。

家庭環境や状況によって、随時変わるかもしれませんので、その時はまた記事にします。

今回のわが家の考えが、誰かの住まいの参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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